ラズパイ+Wi-SUNモジュールBP35A1で無線通信 その1

ラズパイ+Wi-SUNモジュールでHEMSコントローラ的なものを作るプロジェクト」を開始しました。
今回は、Wi-SUNモジュールBP35A1(ROHM)をRaspberry Piに接続します。

1. 入手方法

W-SUNモジュールROHM社BP35A1は、こちらで購入できます。

モジュール本体(BP35A1)とアダプターボード(BP35A7A)とコネクタ・ネジ(BP35A7-accessories)の3点セットで買いましょう。

ラズベリーパイが代わりを務めるのでマザーボード(BP359C)は不要です。

スマートメーターと接続するだけなら、1セットあればOKです。今回はWi-SUNモジュール同士で送受信の実験をするので2組買いました。結構な出費です。

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(引用) ROHM社

2. ラズベリーパイとの接続

BP35A1とラズベリーパイとの接続は、3.3V、GND、UART(TXDとRXD)とRESETです。

通信の様子を目視できるようにLEDを付けてみました(回路図参照)。なお、省略可能です。

ラズベリーパイ側

  • 3.3V: (1,17番ピン)5Vは絶対にダメ!
  • GND: (6, 9, 14, 20, 25, 30, 34, 39番ピン)
  • UART(TXD): GPIO14(8番ピン)
  • UART(RXD): GPIO15(10番ピン)
  • RESET: GPIO18(12番ピン)
  • LED: GPIO4(7番ピン)回路図参照。省略可

Wi-SUNモジュール(BP35A1+BP35A7A)側

  • VCC: CN1.4, CN1.5 (ラズパイの3.3Vを接続)
  • GND: CN1,1, CN1.2, CN1.3, CN1.9, CN2.1, CN2.6, CN2.8, CN2.9
  • UART(RXD): CN2.4:
  • UART(RXD): CN2.5:
  • RESET: CN2.7

ラズベリーパイとWi-SUNモジュールをブレッドボードとジャンパー線で接続してみました。

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Raspberry Pi Zero + Wi-SUNモジュール

回路図及び実体配線図は次のとおりです。なお、CN1とCN2のところに、Wi-SUNモジュール(BP35A1+BP35A7A)が接続されます。

circuit

wiring

 

同様に、もう1組のラズパイ+Wi-SUNモジュールをセットアップします。ラズパイ2にWi-SUNをくっつけました。

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Raspberry Pi 2 + Wi-SUNモジュール

3. GPIO UARTの設定

UART(GPIO14,15)は、デフォルトでシステムログインのために使用されています。それを停止し、Wi-SUNとの通信に使用できるように設定します。

$ sudo nano /boot/cmdline.txtでファイルを開き、console=serial0,115200の部分を削除して保存します。

 

次のコマンドを実施します。

 

4. Wi-SUNモジュールとUART通信

Wi-SUNモジュールとシリアル通信してみます。数多くのシリアル通信用コマンドの中から、今回はscreenを使ってみます。

インストールは次のとおり。

 

 

GPIO UARTのデバイスファイルは/dev/ttyAMA0です。Wi-SUNモジュールのボーレートは115200bpsです。次のコマンドでWi-SUNモジュールに接続します。

 

Wi-SUNモジュールのバージョンを取得するコマンドSKVERを入力してみます。

次のようなレスポンスが返ってくれば、ラズパイとWi-SUNモジュールが正しく接続されています。

screenを終了するには、CTRL+aを押し、次にkを押し、さらにyを押します。

 

さて、今回は2組のラズパイ+Wi-SUNモジュールをセットアップしました。次回は、Wi-SUNモジュール同士で無線通信を実施しようと思います。