Piからメール送信 その2

東京都港区 2015.3

前回は、Raspberry PiにPostfixを導入し、ユーザ間でメールの送受信を出来るように設定しました。しかし、このメアドは勝手メールです。ローカルだけで通じる勝手メールを外部に送信することができません。そこで、Gmailを経由して外部にメール送信できるように設定します。

1. 下準備

Gmailのアカウントを持っていなかったら作りましょう。

ここでは、Gmailの2段階認証プロセスを有効にしている場合のアプリパスワードの取得方法から説明します。2段階認証を設定していなければ読み飛ばしてください。

WEBブラウザでGmailにログインすれば設定ページに辿りつけますが、分かりにくいので直リンクを載せておきます。

もし、パスワードを聞かれたら入力してログインしてください。

アカウント設定

 

「ログイン」>「アプリ パスワード」にアクセスすると次のような画面が表示されます。
既にいくつかアプリパスワードを登録していたので、オレンジ色でマスクしました。

スクリーンショット 2015-04-19 21.38.48

 

 

「端末を選択」から「その他(名前を入力)」を選択して、適当な名前を入力します。
「Postfix on Raspi2」と入力しました。
その後、「生成」を押します。

スクリーンショット 2015-04-19 21.46.01

 

パスワードが生成されます。画像ではブルーでマスクしました。後で必要なのでコピーしておきましょう。

スクリーンショット 2015-04-19 21.52.00 2


2. Postfixの設定ファイルの編集

Raspberry Piにログインして、次のコマンドで設定ファイルを開きます。

 

前回設定した内容に、次の内容を追記します。

 

3. sasl_passwdファイルの編集

次のコマンドでファイルを開きます。

 

次の内容を記載します。なお、各自のユーザ名とパスワードを入力してください。2段階認証を設定している場合は、先ほどのアプリパスワードを入力します。

 

次のコマンドでdbファイルに変換します。またパスワードファイルをroot以外から保護します。

 

3. Postfixの再起動

次のコマンドでPostfixを再起動します。

 

4. 送信テスト

muttを起動して、外部にメールを送信します。ちゃんと届いていれば設定完了です。
届いたメールの送信元を確認すると、Gmailのメアドになっているはずです。Piに設定した勝手メアドがGmailに差し替えられて宛先に送付されるからです。なお、Piの勝手メアドに、外部からメール送信することも出来ません。

 

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