第11回: 一時ファイルとログファイルをRAMディスクへ

SDカードへの書き込みを減らして寿命を延ばすために、テンポラリファイルとログファイルをRAMディスクに変更する。
また、最低限のログのみ残すように設定を変更する。

1. RAMディスクの作成

nanoエディタで「/etc/fstab」ファイルを編集する。

元ファイルの最後に3行を追加

2. 起動時の下準備

ログファイルが保存される「var/log」フォルダをRAMディスクに変更したため、起動の度にログファイルが消去される。
ディレクトリやファイルが消去されるとエラーとなるサービスがあるため、起動時に必要なファイル等を作成するスクリプトを設置する。

次のコマンドでスクリプト「/etc/init.d/make-varlog」を作成する。

スクリプトの内容は次のとおり。
このスクリプトは、必要なディレクトリとファイルを作成し、適切なアクセス権を設定する。

スクリプトファイルに実行権を与えて起動する。

3. 最低限のログのみ保存する

最低限のログのみを保存するように「/etc/rsyslog.conf」を編集する。

次のコマンドで設定ファイルを開く。

「MODULES」と「GLOBAL DIRECTIVES」に関する項目はそのまま
「RULES」に関する項目は、最低限必要な部分以外はコメントアウト

4. 動作確認

再起動する。

再度ログインする。
「/tmp」「/var/tmp」「/var/log」がRAMディスク「tmpfs」にマウントされていることを確認する。

「/etc/init.d/make-varlog」が起動したことを「chkconfig」で確認すると、2, 3, 4, 5がonになっていることが分かる。

「/var/log」ディレクトリの内容を確認すると、「make-varlog」によってディレクトリ等が作成されているのが分かる。

念のために「/var/log/syslog」の内容を確認して、エラーが発生していないか確認すれば終了。


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2016-05-24 作成

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