第16回: pyenvでPython環境を切換える

2系と3系のPythonを切り換えて使いたいとか、Raspbianにはじめからインストールされているバージョンではなく、最新版を使いたいとか、Python環境を切り換えたいときがある。

そこで、Python環境を簡単に切り換えることが出来るpyenvを導入する。

1. インストール

pyenv公式にしたがってインストールを進める。

 

pyenvのクローンを~/.pyenvに作成する。

 

環境変数等を~/.bashrcに追記

 

2. pyenvでPythonをインストール

ラズパイにインストールされているPythonのバージョンを調べてみる。
当方の環境ではPythonのバージョンは2.7.13、Python3のバージョンは3.5.3。

 

pyenvを使ってインストール可能なPythonをリストアップしてみる。

 

3系の最新版3.6.3をインストールする….その前に必要なパッケージをインストールする必要あり。
これを怠ると、3.6.3のインストール途中にBUILD FAILEDが出て痛い目に遭う。

 

いよいよ3.6.3のインストール。
ソースからビルドするので時間がかかる。
-vオプションを付けると進行状況が逐次出力される。
付けないと、長時間画面が更新されずフリーズしているのではと心配になる。なので付けてみた。

 

pyenvが管理するPython環境をリストアップする。

systemは、元々インストールされているPython 2.7.13。
3.6.3は、先ほどインストールしたもの。

現在のPythonの環境は先頭にが付いているsystem。つまり2.7.13。
確認すると、

 

環境の切り換えは、次のコマンドで行う。
globalとは、ファイルシステム全体のPython環境を指定するためのもの。
versionsで確認すると、*が3.6.3に移っており、環境が切り替わったのが分かる。

 

pythonのバージョンを調べると確かに3.6.3.である。

 

globalで設定した全体の環境とは別に、ディレクトリ毎に異なる環境をlocalで設定できる。
例えば、特定のディレクトリに3.6.3を設定するには、そのディレクトリで次のコマンドを用いる。

 

現在のシェルのみに有効な環境を構築することも出来る。
シェルからexitすれば、構築した環境を無かったことに出来るので、一時的なテストに有効。

例えば、現シェルにsystemを設定するには、次のコマンドを用いる。


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2017-10-20 作成

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