Python: 快適な開発環境Spyder

エディタを使って数十行規模のPythonスクリプトを書いたとします。さてどうやってデバッグしよう?

 

1. Pythonのみでがんばる

Python自体にも、デバッグ機能を提供するモジュール「pdb」が存在します。これを使えば、ブレークポイントの設定、ソースにステップ実行などの基本的なデバッグが可能です。

ただし、ブレークポイントを埋め込むコードをソースコードに直接記述しなければならず、あまり使い勝手は良くありません。

2. IDEを使う

今どきのソフトウェア開発はIDEを使うのが一般的です。例えば、Eclipseなんかは、様々なプラットフォーム、様々な言語で使われています。

Mac & PythonのIDEを調べてみました。その結果、Spyderにたどり着きました。

 

3. Spyderのインストール

MacPortsでインストールします。
当方の環境ではPython 3.4がインストールされています。そこで、ターミナルで次のコマンドを入力し、3.4用のSpyderをインストールします。
(注)ものすごくビルドに時間がかかります。気長に待ちましょう。

 

4. Spyderの起動

Macの通常のアプリは「アプリケーション」フォルダにインストールされ、ダブルクリックで起動できます。しかし、Spyderはここにはありません。ターミナルでコマンドを入力してSpyderを起動します。

 

次のような、IDE画面が現れます。操作方法等はここでは説明しませんが、コードの入力とデバッグ作業が1画面で出来て、開発が捗ります。ブレークポイントもマウスひとつで設定できるし。一度使ったら元には戻れません。

スクリーンショット 2015-05-14 20.09.59

5. Spyderの起動を簡単にする

いちいちターミナルからSpuderを起動するには面倒です。「そういえばそんなのがあったなぁ…」ぐらいに影が薄いアプリ「Automator」が、こんなときに役に立ちます。

 

まず、アプリケーションフォルダ内のAutomatorを起動します。かわいい。

Automator.app

 

「Command + N」を押して新規で書類を作成します。次の画面が表示されるので、「アプリケーション」を選んで「選択」ボタンを押します。

スクリーンショット 2015-05-14 21.55.04

 

左段の「ユーティリティ」を選択します。
中段の「シェルスクリプトを実行」を右段にドラッグ&ドロップします。
右段の空欄に、図のように「/opt/local/bin/spyder-3.4」と入力します。

スクリーンショット 2015-05-14 22.06.45

 

「command + S」を押します。
「名前」に適当な名称、例えば「Spyder.app」を設定します。
「場所」に適当な場所、例えば「デスクトップ」を設定します。
「保存」ボタンを押して、指定の場所に保存します。

保存した「Spyder.app」をダブルクリックすればSpyderが起動します。もう、ターミナルからコマンドを打ち込む必要がありません。

 

(完)

 

 

 

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