丸善の二階

丸善日本橋店に行ってきました。タイトルとは裏腹にお目当てはB1Fの万年筆コーナーです。

PelikanスーベレーンM805黒縞(通称シュトレーゼマン)の実物を見ました。発売直後に完売して3ヶ月間欠品し、第2陣が先週ようやく入荷したそうです。売れるとは思っていたけどそこまでとは。

M805デモンストレーターのペン先と融通し合えるので、好みの太さを選べるとのこと。

PelikanのスーベレーンM400,M600,M800…シリーズは、クリップとリングが金、K18ペン先が金銀バイカラーです。一方、下一桁が5の亜種M405, M605, M805…は、クリップとリングが銀色でペン先はバイカラーです。というのはこれまでの話で、今後発売されるM○○5は、ペン先がシルバー単色に変更されていくそうです(by丸善の人)。M805黒縞のペン先はシルバー単色で、ペン全体がモノトーンで実に渋い。ちょっと欲しくなりましたがお金が…。また、M805デモンストレーターもロジウムコーティングされたキラキラシルバーでした。

私は金色が目立つのが好きではないので、M○○5が好みです。

以下、Amazonへのリンクを張っておいて何なんですが、このクラスのペンは店頭で吟味して買わないといけません。通販で失敗した事のあるpiからの助言です。

Pelikan (ペリカン) スーベレーン 万年筆 F(細字) ブラックストライプ M805 〔正規輸入品〕

Pelikan (ペリカン) スーベレーン 万年筆 F(細字) ブラックストライプ M805 〔正規輸入品〕

 

Pelikan ペリカン 万年筆 スーベレーン M805 デモンストレーター 無地 F

Pelikan ペリカン 万年筆 スーベレーン M805 デモンストレーター 無地 F

 

タイトルにもあります「丸善の二階」、芥川龍之介や夏目漱石など、名だたる文豪の作品に登場します。丸善日本橋店を訪れたら2Fに行って文豪達に思いを馳せてノスタルジーを感じるのも一興です。私は行きませんでしたが。

夏目漱石の小説は数々読みましたが、東京、日本橋、銀座界隈に出向く話がちょくちょく出てきます。丸善とか資生堂とか。その当時は路面電車、今は地下鉄が走り、当たり前のことですが大変貌を遂げています。

丸善の二階のくだりは「こころ」に出てきます。中学生ぐらい?で「こころ」を初めて読んだような気がするのですが、うぶで真面目なpi(過去)は、この話に衝撃を受けたものです。主人公が勝手に「先生」と呼んで慕っている「先生」から、何じゃこれは!という分量の手紙を帰省中に受け取ります。小説の後半が、衝撃のカミングアウトが綴られた、その手紙の内容という構成です。事の成り行きが最悪の結末に向かうまでを静かに淡々と語られるその手紙に切なく、空恐ろしくなったものでした。

ということで、丸善、ペン、そして夏目漱石へととりとめの無いお話でした。

(完)

丸善の二階 2015.06

丸善の二階 2015.06

 

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