今回は,作成したRaspbian Lite入りのSDカードを使ってラズパイを起動してみます。
1.起動
SDカードや各機器を下図のとおり結線します。
DC5Vの電源は最後にラズパイ3に供給します。
SDカードに書き込んだのはGUI無しのRaspbian Lite。
電源を入れると起動ログが画面をスクロールしていき、最終的に次のようなログインプロンプトが表示されます。
デフォルトのホスト名は画面に表示されているraspberrypi
ですので覚えておきましょう。
1 2 | Raspbian GNU/Linux 9 raspberrypi tty1 raspberrypi login : |
デフォルトのログインネームpiとパスワードraspberryを入力してログインします。
1 2 3 4 5 | raspberrypi login: pi Password: pi@raspberrypi:~ $ |
2. 再起動とシャットダウン
電源プチッはダメです。
再起動及びシャットダウンのコマンドは次のとおりです。
再起動
1 | $ sudo shutdown -r 0 |
または
1 | $ sudo reboot |
シャットダウン
1 | $ sudo shutdown -h 0 |
または、
1 | $ sudo poweroff |
シャットダウンコマンドの実行後、ラズパイのLEDがチカ、チカ、チカ、チカ、チカと点滅してその後消灯したら電源切ってもOK。
目次
第1回: セットアップに必要なもの
第2回: SDカードにRaspbianをインストールする
第3回: 起動!
第4回: リモートログインするための設定
第5回: リモートログインして設定を続行する
第6回: パッケージ管理システムapt
第7回: RSA公開鍵認証でリモートログインする
第8回: Pythonの仮想環境を整える
第9回: MJPG-streamerを導入する
第10回: GPIOを汎用UARTとして使用する方法
第11回: GPIOでLチカ
第12回: I2CデバイスBME280で温湿度と気圧をモニタする
第13回: (未定)
2019/06/16: 初版