前回、リモートログインする仕込みが終了しました。ラズパイからモニタやキーボードを取り外し、これからは、Macからリモートログインしてラズパイをいじっていきます。
1. リモートログイン
デフォルトのログイン名(pi)、パスワード(raspberry)、ホスト名(raspberrypi)でMacからリモートログインします。
Macにてターミナルに次のコマンドを入力します。.localを付けるのを忘れずに。
1 | ssh pi@raspberrypi.local |
ログイン後、raspi-configで設定を続行します。
1 | sudo rasps-config |
2. パスワード
[1 Change User Password]
を選択して、パスワードを変更しましょう。
3. ホストネーム
[2 Network Options] > [N1 Hostname]
を選択して任意のホストネームを設定します。
raspi3に設定しました。
4. ロケール
[4 Localisation Options] > [I1 Change Locale]
を選択します。
さらに、[ja_JP.UTF-8 UTF-8]
に[*]
を付けてOK
。
デフォルトロケールとして[ja_JP.UTF-8]
を選択します。
5 タイムゾーン
[4 Localisation Options] > [I2 Change TimeZone] > [Asia] > [Tokyo] > [OK]
を選択します。
6. キーボードレイアウト
[4 Localisation Options] > [I3 Change Keyboard Layout] >[Generic 105-Key (Intl) PC] > [Other] > [Japanese] > [Japanese - Japanese (OADG 109A)] > [The default for the keyboard layout] > [No compose key]
を選択します。
リモートログインするのでキーボード使わないけどね。一応設定しておきます。
一般的な日本語キーボードならこれでOK。
その後、再起動します。
以上でraspi-configを使った最低限の設定が完了です。
目次
第1回: セットアップに必要なもの
第2回: SDカードにRaspbianをインストールする
第3回: 起動!
第4回: リモートログインするための設定
第5回: リモートログインして設定を続行する
第6回: パッケージ管理システムapt
第7回: RSA公開鍵認証でリモートログインする
第8回: Pythonの仮想環境を整える
第9回: MJPG-streamerを導入する
第10回: GPIOを汎用UARTとして使用する方法
第11回: GPIOでLチカ
第12回: I2CデバイスBME280で温湿度と気圧をモニタする
第13回: (未定)
2019/06/16: 初版