第9回: MJPG-streamerを導入する

カメラ映像をWeb配信することができるMJPG-streamerをラズパイに導入します。

1. インストール

現在は、元祖MJPG-streamerforkプロジェクトがメンテしています。このプロジェクトはラズパイのカメラモジュールもサポートしています。
今回はラズパイカメラモジュールではなく、一般的なUSB接続のWebカメラを使います。

まず、必要なパッケージをaptでインストールします。

私の環境ではすでにインストール済ですが、環境によってはgccg++をインストールする必要があります。

 

MJPG-streamerをgitで~/tools/にクローンしました。

 

MJPG-streamerをビルドします。

 

2. Webカメラでストリーミング

ラズパイのUSBコネクタにWebカメラを接続します。
接続したUSBカメラはこれ。

ラズパイがWebカメラを認識して、USB機器リストにリストアップされました。

デバイスファイルvideo0が作成されました。video1を含むその他のデバイスファイルは何なのか不明。

 

次のコマンドでストリーミングを開始します。

各オプションは次のとおりです。

  • -i: 入力側の設定
    • input_uvc.so: 入力ソースはUVC(USB Video Class)。つまりWEBカメラ。
    • -d: デバイスファイル
    • -r: ビデオの解像度
    • -f: フレームレート
    • -y: YUVフォーマットを指定する
    • -n: Linux-UVCドライバのdynctlsを無効にする
  • -o: 出力側の設定
    • output_http.so: ストリーミングの出力先はWEBページ
    • -w: WEBページのドキュメントを配置するディレクトリ
    • -p: ポート番号(8080)
    • -c: ユーザ名:パスワード(WEBページのBASIC認証)

 

ウェブブラウザでhttp://raspi3.local:8080/にアクセスすると…映った!!!

 

 


目次

第1回: セットアップに必要なもの
第2回: SDカードにRaspbianをインストールする
第3回: 起動!
第4回: リモートログインするための設定
第5回: リモートログインして設定を続行する
第6回: パッケージ管理システムapt
第7回: RSA公開鍵認証でリモートログインする
第8回: Pythonの仮想環境を整える
第9回: MJPG-streamerを導入する
第10回: GPIOを汎用UARTとして使用する方法
第11回: GPIOでLチカ
第12回: I2CデバイスBME280で温湿度と気圧をモニタする

第13回: (未定)


2019/06/16: 初版

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